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チェジュ航空、日本就航10周年を迎え、日本路線をさらに強化へ。増便、グアム・サイパンへの新路線も

2018年3月14日
チェジュ航空は14日、日本路線の就航10周年を迎え、メディア向けのPR懇談会を実施し、設立から現在に至るまでの成長実績や2018年の展開について説明を行いました。

【公式URL】チェジュ航空

 チェジュ航空は2005年に設立された韓国のLCCで、2006年には韓国国内線の済州-金浦線を運航開始。2008年には広島-済州線で初の国際チャーター便を運航し、2009年には大阪(関西)-ソウル(仁川)線の定期便の運航を開始しました。2018年現在は韓国国内において保有航空機数32、就航路線数46、週最大350便運航と韓国最大のLCCに成長、フルサービス航空会社を含めても大韓航空、アシアナ航空に次ぐ航空会社の規模にまで至っています。

 2017年度の売上高は9967億KRW(約998億円)、営業利益1,016億KRW(約101億円)で、2011年度以来7年連続の黒字を達成しています。

チェジュ航空 PR担当最高責任者 梁聖鎭氏チェジュ航空 PR担当最高責任者 梁聖鎭氏
 チェジュ航空 PR担当最高責任者の梁聖鎭(ヤン・ソンジン)氏は、「チェジュ航空は日本路線の拡大に力を入れてきた。日本路線は8都市13路線、週350便を運航していて、日韓のLCCの中では最大規模。年間15332便、264万人を日本に送客するダントツの実績を誇っている。今後も日本路線を拡大していく」と強い意欲を表明しました。

 チェジュ航空は韓流スターを起用した「スターマーケティング戦略」も特徴的で、2012年からBIGBANG、イ・ミンホ、キム・スヒョン、ソン・ジュンギ、2017年には東方神起を起用して、日本市場へも積極的な露出を強化しています。

2018年の増備・増便・新路線

 今後の事業戦略については、「保有機数は2018年に8機追加して39機に、2020年までには56機を運用する。日本路線の拡大には大きく2つ。『増便』と『新路線』。4月には福岡-仁川線を週7便増便して週28便に、成田-仁川も週5便増便して週26便に、新千歳-仁川線も週5便を増便して週19便にする。そして韓国の地方都市からの路線を拡大する。(具体的には)関西-務安線を4月末まで週5便を就航させるほか、清州からの路線展開も拡張する」と説明しました。

成田/名古屋-グアム/サイパン線の就航計画

 以遠権を活用した路線展開について、まだ具体的な日程については話せる状態ではないとしながらも、「グアム、サイパンの就航は韓国政府から承認済みで、今年中には就航させたい。成田もしくは名古屋から、グアム、サイパンへの路線に関心を持っている」と水面下で準備が進んでいる状況を語りました。