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タイ・ライオンエア 東京(成田)-バンコク(ドンムアン)線 SL301便 搭乗レポート (就航初便)

2018年12月17日

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タイ・ライオンエアの機内誌


 成田空港内をぐるぐる走って11時39分に離陸、46分には安定高度に達し、シートベルト着用サインが消灯しました。

タイライオンエア 機内誌タイライオンエア 機内誌
 タイライオンエアの機内誌一式です。機内食メニュー「LION SKY CAFE」、機内誌、安全のしおり。・・・機内誌は裏面広告を写してました。失礼。

 機内誌は英語とタイ語のみで日本語表記は一切なし。あと、免税品やオリジナルグッズなどの機内販売はありませんでした。

 オリジナルグッズがあるかなと期待していたのですが、全くないのでは仕方ありません。

タイライオンエア ケロッピバッグタイライオンエア ケロッピバッグ
 もう1つの装備品のケロッピバッグ。もしものときの必需品で・・・

 と、チェックしていると、客室乗務員さんが袋を持ってきました

タイライオンエア 軽食の入った袋タイライオンエア 軽食の入った袋

 えっ?

タイライオンエア ケロッピバッグタイライオンエア ケロッピバッグ

 これ?

タイライオンエア 軽食の入った袋タイライオンエア 軽食の入った袋

 えっ??

 よかった!違った!

 おもむろに使用済み感のある袋を持ってくるとはびっくりしました!

あちらのお客様からです」とかされたのかと思った。(絶対ない)

タイライオンエア 軽食タイライオンエア 軽食
 ドキドキの中身(おい)はこちら。

 オレンジジュースアップルターンオーバーです。タイ・ライオンエアでは、軽食セットがサービスで提供されるようです。

 タダで食べ物をくれるなんてすごい。(料金に含まれています)

 オレンジジュースは果汁10%くらい。アップルターンオーバーは冷たくなっていたので食感はあまりよくありませんが、ほんのりとシナモンが効いていて味は好みでした。

 軽食でお腹の準備運動が済んだところで、機内食メニューを見ていきましょう。

タイ・ライオンエアの機内食


 タイ・ライオンエアでは機内食の販売があります。成田-バンコク線ではカートでの販売が、出発後と到着前の2回行われます。

 機内食の支払いは現金のみ(タイバーツ、日本円、中国元)で、クレジットカード不可。

 日本円での支払いは可能ですが、レート不明で100円以下を大雑把に切り上げてくるので、タイバーツで支払うこととお勧めします。

追記: 機内食メニューには中国元の価格表記がありますが、日本路線では受け付けていないそうです。また、日本円は小額紙幣のみです。情報提供いただいた方、ありがとうございました。

タイライオンエア 機内食メニュー(1) ホットミールタイライオンエア 機内食メニュー(1) ホットミール
 ホットミールは4種類。「照り焼きチキンライス」「チキンペナンカレー」「タイ風はるさめ (ベジタリアン向け)」「アメリカンピラフ」

 いずれも140THB(約480円) 価格設定はかなり良心的だと思います。

タイライオンエア 機内食メニュー(2) ライトミールタイライオンエア 機内食メニュー(2) ライトミール
 ライトミールは、スープ1種類、カップ麺5種類、カレーメシ2種類。スナックがプリングルス、ナッツ、のり、バナナチップなど。

タイライオンエア 機内食メニュー(3) ドリンクタイライオンエア 機内食メニュー(3) ドリンク
 ドリンクはコーヒー、紅茶、そのほかコーラ、スプライトなどのソフトドリンク各種。アルコール販売はありません。

予約した機内食は到着前に提供


 さて、航空券購入時にホットミールを1点予約していましたが、提供は成田を離陸してから4時間半経過した頃合いでした。忘れられていたわけじゃなくて、そういうタイムスケジュールなのだと思います。

タイライオンエア 機内食 チキンパナンカレータイライオンエア 機内食 チキンパナンカレー
タイライオンエア 機内食 チキンパナンカレータイライオンエア 機内食 チキンパナンカレー
Chicken Panang Curry(チキンパナンカレー)
(140THB/約480円)

 うまい! スパイスに手抜きがない本格的な味です。ココナッツミルクベースのマイルドな食感の中に、本気の辛味が来ます。ライスは十分な量、チキンもそこそこ入っていて、満足度は高いです。これはお勧めです。

 続きまして追加注文にまいります。

タイライオンエア 機内食 タイビーフンタイライオンエア 機内食 タイビーフン
Vermicelli Baked Vegetarian(タイ風はるさめ)
(140THB/約480円)

 緑豆春雨を醤油系の調味料で炒め、具に大豆ミンチ(だと思います)、キャベツ、にんじん、キクラゲを乗せたボリューム系のベジタリアンメニューです。LCCjpの中の人は肉派なのでベジタリアンメニューはあまり興味ないのですが、これはうまかった。チキンパナンカレーのサイドメニューにぴったりです。

 機内食メニューで気になったものがあったのでさらに注文してみました。

タイライオンエア 機内食 インスタントグリーンカレータイライオンエア 機内食 インスタントグリーンカレー
インスタントフライドライス タイグリーンカレー
(90THB/約310円)

 非常食みたいな体裁で、サタケのマジックライスみたいな感じです。

 注文すると熱湯を注いでくれて、7分で完成。

 ジッパーを開けて、いただきます。

タイライオンエア 機内食 インスタントグリーンカレータイライオンエア 機内食 インスタントグリーンカレー

 うめえええええええええええ!

 なんだこれ。うめえええええ!


 辛さも本気でビリビリ来ます!味付けも異議なしの完全なるグリーンカレー!
 具はキャベツ、魚肉(天かす風)、青唐辛子とシンプルです。

 ちょっとまってこれ、さっき食べた機内食より戦闘力高い!最強!

 これが90THB(約300円)?安い!いや、コスパとか以前に、これが一番おいしいです!

 先に機内食2つ食べてなかったら絶対おかわりする味でした。

 さて、機内食では大変満足したのでデザートの時間です。(まだ食うか)

タイライオンエア 機内食 タマリンドジャムのサクサクバナナタイライオンエア 機内食 タマリンドジャムのサクサクバナナ

タマリンドジャムのサクサクバナナ
(70THB/約240円)

 ほんのり塩味の効いたバナナチップの間にタマリンドジャムがサンドされたお菓子です。

 ジャムはロシアケーキの上に乗ってるようなかったい状態のジャムです。歯にくっつくやつ。

タイライオンエア 機内食 タマリンドジャムのサクサクバナナタイライオンエア 機内食 タマリンドジャムのサクサクバナナ

 これはうまい!

 ほどよい甘みが先の機内食の辛味を中和していきます。タマリンドジャムって特殊な味でもするのかと思いましたが、甘酸っぱいイチゴジャムのような感じでした。


 げっふ・・・ (満腹)


タイライオンエアの機内エンタメ端末


 最後は機内エンタメを紹介します。

 タイ・ライオンエアでは機内WiFiサービスはないものの、機内エンタメ端末が全席に装備されています。無料です。

タイライオンエア 機内エンタメ端末タイライオンエア 機内エンタメ端末
 表示言語はタイ語と英語の2か国語で、日本語表記はありません。

 機内エンタメでできることは、TV番組や映画の視聴、ゲーム(10種類)、フライトマップ、USB充電。

タイライオンエア 機内エンタメ端末タイライオンエア 機内エンタメ端末
タイライオンエア 機内エンタメ端末タイライオンエア 機内エンタメ端末
 TV番組、映画ともに、日本語吹き替えや字幕はありませんので、視聴のハードルはやや高い。

タイライオンエア 機内エンタメ端末タイライオンエア 機内エンタメ端末
 ゲームは10種類。2048、バックギャモン、脳トレ、神経衰弱、国当てクイズ、単語当てクイズ、ホームランゲーム、箱庭ゴルフ、ジグソーパズル、4ならべ。脳トレやクイズ系は英語力が必要ですが、それ以外は直感的に遊べるので問題ありません。

タイライオンエア 機内エンタメ端末タイライオンエア 機内エンタメ端末
 こちらはフライトマップ。

タイライオンエア 機内エンタメ端末でUSB充電タイライオンエア 機内エンタメ端末でUSB充電
 機内エンタメ端末のUSBポートでiPhoneの充電をしましたが、出力も安定していて、写真のようにしっかり充電できます。

 自分のスマホやタブレットのエンタメで過ごすにしてもバッテリー切れの心配はしなくてもよさそうです。

ドンムアン空港に到着


 7時間以上に及ぶ長い長いフライトもまもなく終わりです。

タイライオンエア 機内からの眺めタイライオンエア 機内からの眺め

 エコノミーの座席は座り心地は良かったのですが、やはり7時間は少々辛く感じました。意外と機内エンタメのゲームが暇つぶしに有効で、かれこれ3時間近くはプレイしていました。

タイライオンエア ドンムアン空港に到着タイライオンエア ドンムアン空港に到着
 現地時間16:20、定刻から10分ほど遅れましたが、タイ・ドンムアン国際空港に到着しました。

タイ旅行の選択肢として魅力的です


タイライオンエア ドンムアン空港到着タイライオンエアとドンムアン空港と知らないおっさん
 タイ・ライオンエアは格安航空会社(LCC)という分類にはなりますが、落ち着いた雰囲気で、安っぽさはなく、LCCだとはあまり感じさせない、そんな航空会社だと感じました。もちろん、格安な料金で、安全運航は当たり前として。

 東京(成田)-バンコク(ドンムアン)線は、LCCでは タイ・エアアジアX、スクート、ノックスクートの3社が運航中ですが、タイ・ライオンエアも加わって選択肢が広がることはいいことだと思います。

 個人予約ではエアアジアやスクートが選ばれ、H.I.S.などの格安ツアー予約ではタイ・ライオンエアやノックスクートあたりに住み分けができていくのではないでしょうか。


 タイ・ライオンエア SL301便 東京(成田)-バンコク(ドンムアン)線の搭乗レポートは以上です。

次回はプレミアムエコノミーを紹介予定


 次回は、バンコクから折り返して、タイ・ライオンエアのプレミアムエコノミーの搭乗レポートをお伝えする予定です。お楽しみに。(後日掲載予定)

タイライオンエア 機内風景 プレミアムエコノミー席タイライオンエア 機内風景 プレミアムエコノミー席
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