ピーチ・アビエーションは、新路線 大阪(関西)-釧路線を8月1日から運航を開始しました。釧路空港へのLCC就航はこれが初めて。
【公式URL】
ピーチ 釧路線 就航記念セール
ピーチの新路線 大阪(関西)-釧路線が、8月1日から1日1往復で運航を開始しました。釧路および北海道・道東エリアにLCCが就航する初めてのケースで、ピーチがその先駆けになりました。
北海道で新千歳以外のLCC就航は、バニラ・エアが国内線 函館-成田線の1路線、タイガーエア台湾が国際線 函館・旭川-台北線の2路線をそれぞれ運航しています。
新路線の運航スケジュールは、関西発釧路行き MM125便が 関西を9時50分に出発、釧路に11時50分に到着。折り返し、釧路発関西行き MM126便が 釧路を12時30分に出発、関西に15時ちょうどに到着する。1日1往復で、使用機材はエアバスA320型機(180席)。運賃は、シンプルピーチで片道5,290円から。(燃油サーチャージ不要、諸税別途必要)
また、8月2日深夜0時からは「
釧路線 就航記念セール」として、新路線を含む国内国際29路線を対象としたセールが実施されます。
ピーチ 関西-釧路線 運航スケジュール
MM125 大阪(関西) 09:50 - 釧路 11:50 毎日
MM126 釧路 12:30 - 大阪(関西) 15:00 毎日
釧路空港で就航セレモニー開催
釧路空港 就航セレモニー 記念撮影 就航初日の8月1日、釧路空港では就航セレモニーが開催され、釧路空港周辺自治体の市町長らが参列しました。また、北海道観光PRキャラクターのキュンちゃん、釧路湿原・阿寒・摩周観光圏協議会のキャラクターのつるまるが駆け付けました。
Peach 井上CEO
ピーチ・アビエーションの井上慎一CEOは「Peachの釧路線の就航は、ひがし北海道と関西がこれまでで、最も近くなることを意味します。本日の釧路線就航は、ここにご列席いただいているひがし北海道の各自治体の皆さまとPeachが一体となり『チームひがし北海道』として、『ひがし北海道』をアジアに誇る新たな日本の観光ブランドとするための第一歩です。ひがし北海道への就航は政府目標でもある、訪日外国人4,000万人達成のための大きな切り札になると確信しています」と述べました。
MM126搭乗客をハイタッチで見送り 就航初便の搭乗者を、ピーチ井上CEO、周辺自治体の市町長、客室乗務員らがハイタッチで見送り、記念のプレゼント品を手渡しました。
MM126初便搭乗者へプレゼント品を手渡し
Peach 釧路線 初便搭乗者プレゼント
今回の初便プレゼント品は、ピーチオリジナルの泉州タオル、飛行機型のフライトタグ、ひがし北海道特集の情報誌「PEACH LIVE」でした。
釧路空港を出発するMM126初便 8月1日の搭乗者数について、往路復路いずれも予約は満席で、関西発 MM125初便は 搭乗者171名(幼児1名含む)、釧路発 MM126初便は 搭乗者172名(幼児1名含む)と、ほぼ満席で最高の滑り出しとなりました。
ひがし北海道 釧路線はピーチのチャレンジ
Peach 井上CEO
就航セレモニー後、記者団の囲み取材でピーチの井上CEOは、「ひがし北海道 就航は弊社の1つのチャレンジとして言い続けてきたので、地元の皆様の協力を得ながら実現したことは感慨深いものがあります」とコメントしました。
・
この路線のターゲットは?
井上CEO「釧路に来たことのない人、日本、アジア両方の方に来ていただきたい。ひがし北海道の思った以上の大自然、人生観を変える景観、これらを知らない人に紹介したいと考えています」
・
道東のほかの地域への路線開設について
井上CEO「釧路路線を充実させていくことが第1歩。その結果、ひがし北海道を世界に誇るような日本の新しい観光ブランドに出来れば、路線展開はあると考えている。この地域のポテンシャルはあると考えています。2018年度中には新千歳空港を第4の拠点にすることを進めていますが、北は北海道から南は沖縄まで、日本を縦断する形でベースができる。そこからそれぞれを結んでいき、空飛ぶ電車網ができていく。それがインバウンド4,000万、6,000万の政策に資する、地方創生にも貢献できると考えています」と路線網の拡充について強い意欲を示しました。