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イースター航空、会社更生手続きを申請 売却先見つからず

2021年1月15日
韓国のLCC・イースター航空(EASTAR JET)は15日、会社更生手続きを申請したことを韓国現地メディアが報じています。

 イースター航空は、2007年に仁川国際空港を拠点として設立したLCCで、日本との国際線は、最盛期には成田、関西、新千歳、茨城、福岡、宮崎、鹿児島、那覇の7都市とソウル、釜山、清州を結ぶ12路線を運航していました。2019年には日韓関係の悪化に伴う需要減少で経営が悪化、さらに2020年3月には、新型コロナウイルス感染症の影響で国際線と韓国国内線の全路線を運休していました。

 保有機材は合計6機で、ボーイング737-800が4機と、ボーイング737-MAX 8が2機。737-MAXは2019年に飛行トラブルで世界的に運航停止になった最新鋭機で、同社では飛行トラブルはなかったものの混乱に巻き込まれた。

 2020年3月に、韓国LCCのチェジュ航空(JEJUAIR)が同社を買収することで一旦は合意していましたが、2020年7月に同社の従業員への未払い賃金の支払いなど懸案事項が解消されず、チェジュ航空が買収計画を撤回しました。

 その後も新たな売却先を募るも難航し、今回の更生手続きに至りました。今後は、裁判所管理下で債務減免交渉とともに売却先探しを進めることになりますが、すでに複数の韓国企業が関心を示している模様です。

[公式URL] イースター航空
※2021/1/15現在、アクセスできません。