ジェットスター・ジャパンおよび中部国際空港は26日、名古屋市の協力のもと、市内の小学生および保護者を対象にした体験イベント「セントレアから行く 親子周遊フライト」を実施しました。

約1時間の空のお仕事体験

　この親子周遊フライトは、「セントレアから行く親子周遊フライト～ジェットスターの搭乗体験で空の仕事について学ぼう！～」と称して実施された無料招待イベントです。

　名古屋市内の小学校266校から集まった2,606組の応募から、抽選で選ばれた40組80名が参加し、ジェットスター・ジャパンの周遊フライトの搭乗とエアラインの仕事が体験できる特別課外学習プログラムが行われました。

周遊フライトに搭乗する参加者
周遊フライトへ出発！
　12月26日午前、中部国際空港に集まった小学生と保護者計80名の参加者は、この日のために用意されたGK758便(機体番号:JA17JJ)に搭乗し、中部国際空港から富士山西方を望む約1時間の周遊フライトを体験しました。

機内アナウンスを体験する参加者　機内では、機長への質問コーナーや、キャビンクルーの機内アナウンス体験、チェキで記念撮影など、冬休みの思い出の1ページになる貴重な体験の場となりました。

GK758便から富士山山頂を望む

降機時にパイロット・CAと記念撮影をする参加者

フライトを終えたGK758便

親子参加体験型イベントにかける夢

ジェットスタージャパン田中正和氏と参加者
　このイベントの開催あたり、ジェットスター・ジャパン事業戦略本部長の田中正和氏は「ジェットスター・ジャパンは、2018年春に中部国際空港での拠点化を目指していて、拠点化後にさらなる増便や新規路線の開設を検討しています。そこで、中部地区のお子様方に空の旅を身近に感じて頂きたいとこのイベントを企画しました。今日は実際に楽しむだけでなく、航空会社の仕事にも触れてもらい、パイロットやキャビンクルーの仕事に興味を持ってもらいたい」と述べ、子供たちの将来の夢につながる体験にすることを目的としたイベントであると説明しました。

　また、中部地方でこのようなイベントを行う背景として、「2013年の中部国際空港の就航から約5年、他の地域に比べて大きな差異はなく（国内線4路線・国際線2路線とも）好調な搭乗率を維持しています」と述べ、中部地域の路線が定着していることをアピールする一方で、「お客様の特徴を見ていくと、中部地区は若年層（20歳代）の利用が若干低く、（関西や成田・羽田への）鉄道などの交通の便が良い地域で、中部空港から飛行機での旅行をするという方が少ないという印象。この地域の方は節約志向が強いことからLCCを受け入れてくれる土壌は整っている。今後は若い方の旅行需要を刺激して増やしていきたい」と中部地域における積極的なアピール活動を進める意欲を表しました。

地域密着イベントに注力を続けるジェットスター

　ジェットスター・ジャパンは過去にも地域空港と共催で、2016年8月と2017年2月には熊本から成田へ1泊2日の「くまもと応援親子ツアー」、2017年8月までに4回実施された高松から成田へ日帰りの「親子体験＆成田見学ツアー」、同じく2017年8月には松山から成田へ日帰りの「親子搭乗体験×成田国際空港見学ツアー」など、地域振興＆体験型のイベントを実施しています。

　今回のような”周遊フライト”型の体験イベントは初めての試みですが、今後も同様のイベントには力を入れていくとのことです。

ジェットスター・ジャパン セントレアから行く親子周遊フライト

【企画タイトル】
セントレアから行く親子周遊フライト
～ジェットスターの搭乗体験で空の仕事について学ぼう！～

【参加者・費用】
名古屋市内の小学生(4年～6年)および保護者 40組80名 参加無料

【主催】
企画：ジェットスター・ジャパン、中部国際空港
協力：名古屋市

【実施日】
2017年12月26日(火)

【搭乗路線・便名・航路】
GK758 名古屋(中部) 10:00 - 名古屋(中部) 11:00 ※周遊フライト


GK758便 航路 (by flightradar24)