ピーチ・アビエーションは2月6日、東京(羽田)－ソウル(仁川)線を就航した。

　ピーチの羽田就航路線は、台北(桃園)線に続いて2路線目で、1日1往復を深夜早朝の時間帯に運航する。

　羽田空港を発着するLCCは昨年頃から増加傾向にあり、タイガーエア台湾、Vエア、春秋航空など、旺盛な訪日需要をターゲットにした就航が目立っている。

■ピーチ 羽田－ソウル(仁川)線運航スケジュール
MM1009 羽田02:00－ソウル(仁川)04:35 毎日
MM1008 ソウル(仁川)22:50－羽田01:00 毎日


　仁川発のMM1008便は、仁川国際空港を5日23時01分(定刻22時50分)に出発、羽田に6日1時06分（定刻1時00分）に到着、折り返し、羽田発のMM1009便は、東京国際空港を2時07分（定刻2時00分）に出発、目的地の仁川国際空港には4時33分（定刻4時35分）に到着した。

　仁川発初便の搭乗者数は180名で搭乗率100％、羽田発初便の搭乗者数は171名で搭乗率95％だった。（いずれも航空券は満席完売）


　搭乗ゲート前では就航セレモニーが開かれ、ピーチ井上社長のあいさつと、客室乗務員たちによる韓国滞在トークが繰り広げられた。

　1時25分、MM1009便の搭乗が開始された。

　搭乗者をハイタッチでお見送り。

　初便搭乗者には、ピーチの機体をデザインしたかわいいファスナーがついた新作のポーチと、羽田－仁川線の初便就航日の刺繍入りRemove Before Flightタグが送られた。

　いずれも限定品で、初便搭乗者だけの特典だ。


　MM1009便出発後、ピーチの井上社長は記者の取材に対して、「羽田路線を3路線目、4路線目と増やしていきたい」「4000㎞(エアバスA320の航続距離)の移動圏内はすべてターゲット」と述べ、具体的な新路線や就航時期については明らかにしなかったが、積極的な路線展開を行う方針を強調した。

　羽田、成田など首都圏からの今後の路線展開に一層注目したい。



　記念品を手にポーズをとる客室乗務員さんたち。男性CAさんは1年間の韓国留学を経て、この就航セレモニーでは韓国語でトークを繰り広げていた。


　ほぼ定刻に羽田を出発するMM1009便。いってらっしゃい！