ピーチ・アビエーションは19日、新路線 沖縄(那覇)－バンコク(スワンナプーム)線の運航を開始しました。国内系LCCで初めて、タイ・バンコクへの路線です。

【公式URL】ピーチ 沖縄(那覇)－バンコク(スワンナプーム)線

　ピーチが開設した沖縄(那覇)－バンコク(スワンナプーム)線は、日本のLCCで初めてのタイ・バンコクへの路線開設で、東南アジア系LCCが多く就航するバンコク・ドンムアン空港ではなく、フルサービスの航空会社が多く就航するバンコク・スワンナプーム空港への就航となった。

　新路線は、那覇発が2月19日から、バンコク(スワンナプーム)発が2月20日から、1日1往復で運航を開始する。

　就航初日の2月19日の場合、那覇発バンコク行きMM989便は、那覇21:45発→バンコク00:40着、折り返し、バンコク発MM990便は、バンコク01:40発→那覇7:55着で運航する、深夜早朝便のスケジュールになっている。

　ピーチはこの路線開設で、国際線13路線、国内線14路線の計27路線のネットワークになる。運賃はハッピーピーチで片道9,980円～41,980円。

　ピーチは、本拠地の関西国際空港のほか、那覇空港を第2拠点と定め、那覇空港から台北、香港、仁川へと路線展開を行っており、今回のバンコク就航で那覇からの国際線は4路線になった。今年夏にも仙台空港を第3拠点に、2018年には新千歳空港を第4拠点に定め、国内・国際線のネットワークをさらに広げる計画を進めています。

　那覇空港LCCターミナル搭乗ゲート前では、ピーチの客室乗務員さんたちによる就航セレモニーが開かれました。

　就航セレモニーでピーチ・アビエーション 総合企画部長 遠藤哲氏は、「この沖縄からバンコクに行く便は沖縄の出発が夜遅く、また、沖縄に到着する時間は朝早い時間になることから、3年以上前からこの構想を温め、税関、入管、検疫所といった各官署の皆さんと相談を重ねて、ようやく実現にこぎつけた路線で、非常に感慨深い。沖縄の方にはバンコクを楽しんでもらい、日本各地からは沖縄そしてバンコクを楽しむという新しい旅行のパターンを楽しんでもらいたい。個人的には沖縄よりも好きなのはカレーです。タイに行けばバンコクではカレーを初めとした様々なタイ料理を楽しむことができる。自分自身が先陣を切って沖縄とタイを楽しむパターンを実践したい」と述べました。


　那覇発バンコク行きMM989便の初便は、予約満席。実際の搭乗者数は166名だった。

　
■ピーチ 沖縄(那覇)－バンコク(スワンナプーム)線

【運航スケジュール】
・2017年2月19日(日)から
MM989 那覇 21:20 - バンコク 00:15(+1) 月火木金
MM989 那覇 21:45 - バンコク 00:40(+1) 日
MM989 那覇 22:05 - バンコク 01:00(+1) 水土
MM990 バンコク 01:15 - 那覇 07:30 火水金土
MM990 バンコク 01:40 - 那覇 07:55 月
MM990 バンコク 02:05 - 那覇 08:20 木日

【運賃】
ハッピーピーチ: 9,980円～41,980円
ハッピーピーチプラス: 13,580円～46,680円